訓練の特徴

日本ではまだまだ取り入れられてないヨーロッパの訓練は、ほめ方や怒り方、そのタイミングなど、日本とは違う点が様々です。

ヨーロッパ式訓練を取り入れている当スクールでは「誰の言うことでも聞くようにする」「犬が楽しそうに服従するようにする」「言うことは1回で聞くようにする」「待ては言わない」ということを大切にしています。

しつけの際、人間が声で怒るのでなく、基本は道具を使って怒ります。道具は子どもから大人の方まで、誰が使っても同じ効果を得られるため、恐い人の言うことしか聞かなくなるということがなくなります。

そしてほめるのは人間ですが、場合によってものすごくほめる、少しほめるというように使い分けることで、1回のコマンドで言うことを聞くようにしていきます。

犬がふせたときや座ったときなどに待たせる際の「待て」は一切言いません。「待て」と言わなくても犬が待つようにします。
人間の世界でも言われなくてもやるというのはいいことですが、それは犬でも同じです。こちらが言わなくても犬が自分から待つようにすることで服従心を高めていきます。

当スクールでは、犬と一緒に遊ぶこともとても大事にしてます。
いつも訓練だと犬も楽しくないですし、精神的にも疲れてしまいます。
訓練の合間でも訓練中でないときでも、ボールの引っ張り合いなどをして、犬も人間も楽しく服従訓練ができるようにしていきます。